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Posted by TI-DA at

2005年11月16日

まとめ

移住について簡単ながらまとめてみました。
皆様の参考になれば幸いです。

移住して一番嬉しかったことは、遠くから友人がひきりなしに
遊びに来てくれることです。
こんなに遠い場所まで(^^)
<遠いからこそ、来てくれるのかもしれませんが♪>


  


Posted by yumiっさ at 15:09Comments(4)

2005年10月18日

移住⑧ ー気候-

【気温】
 与那国島の年平均気温は24度です。
 30度以上を超える日は70日以上もあります。
 12月~2月の真冬になりますと10度以下になる日もあり、雨か曇りの日が多いです。
 また、風も強く、ホットカーペットなど暖房器具が必要な日もあります。

  ※石垣島の年平均気温は24.4度で与那国よりも高いです。
   

【降水量】
 与那国島は1367.0mmで、石垣島の年降水量は1395.0mmになります。
 降水量は他の県と比べても沖縄(与那国島)は多い方で、特に5月から8月にかけては、
 梅雨や台風の影響でとても多くの雨が降ります。
 しかし、沖縄(与那国島)は森林が少なく、川も小さくて短いため、たくさん降る雨も
 すぐに海へ流れ出てしまい、昔から水不足に悩まされてきました。
 そのため、雨水を溜めたり、井戸を掘ったりして暮らしてきていましたが、
 現在は、ダムの建設や、海水から真水をつくる「淡水化施設」のおかげで、
 水不足もずいぶん減ってきました。
 

【台風】
 7~10月の間、沖縄には年平均で10回前後もの台風が近づきます。
 台風の通り道にあたることから、長時間にわたって風雨が吹き荒れることもあり、
 大きな被害が出ることもあります。
 昔は家のまわりをフクギという大きな木や、石垣で囲って台風に備えていましたが、
 戦後になると、屋根を平らにしたコンクリートの家が多く建てられるようになりました。
 与那国島では、まだ赤瓦の古民家が多く、雨戸を閉めたり、庭やベランダには
 物が飛ばされないような対策をしています。
 雨漏りなどの被害は多いですね。



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【戦後に沖縄をおそった大型台風の記録】

★1959年9月15日 サラ(第一宮古島台風) 最低気圧908.4
  最大瞬間風速64.8メートル
★1966年9月4~6日 コラ(第二宮古島台風) 最低気圧928.9
  最大瞬間風速85.3メートル
★1968年9月22~23日 デラ(第三宮古島台風)
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Posted by yumiっさ at 22:29Comments(4)

2005年10月15日

移住⑦ ー島の通信事情-

【電話】

電話回線の取り付けを行う場合、石垣から工事の方が派遣されてきます。
そのため、予めNTTへ工事の日を予約を取らないとなりません。

 ※我家は1ヵ月後に予約を取れました。
  込み合っていると、すぐには工事ができないため、引越しをしてくる前に
  申し込んでおくといいと思います。


【インターネット】

現在、インターネットに接続するために一般的に使える手段は、NTTの電話回線に
よるダイヤルアップ接続だけとなっております。
来年にはADSLが導入される予定です。

また、ISDNは利用ができますが、これも島では数の限りがあるため、
すぐに利用ができるとは限りません。
 (我家は申し込みから<順番待ちで>約1ヶ月後に利用ができました)


※ADSLとはAsymmetricDigitalSubscriberLine(非対称デジタル加入者線)の略で
上りと下りの速度が違うというのが特徴です。
一般の電話回線で利用している電話線(メタリックケーブル)を利用したサービスですが、
電話回線との共有ができ導入に大がかりな設置作業が必要なく(初期費用が安い)、
コストも掛からないのでお手軽にブロードバンド導入できる事で、飛躍的に普及が進んでいます。

※ケーブルTVやFTTHの場合は、屋内への配線工事と専用のモデムの設置が必要に
なりますので、それらからすればADSLのほうが安く導入できます。また、月額料金も
ADSLのほうが安く利用コストも低く抑えられます。



★フレッツADSLとは、NTT東西が提供するプロバイダ料金別のADSLの事で、
ADSLを利用する為には、別途プロバイダ業者との契約が必要になります。
他のADSL(DION,OCN,など)は、大半がプロバイダ料金込みのADSLで、他の
ADSL接続プロバイダーとの契約を必要とせず、割安にADSLを利用する事ができます。


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【携帯電話】

NTTドコモ、EZWebは特に問題はないようですが、ボーダフォン は場所によっては繋がりにくいようです。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

● 「銀行はありますか」との問い合わせがありました。


  残念ながら銀行はないんです。

 振込みなどを行う場合は、郵便局か農協の窓口またはATMになります。
 私はインターネットバンクを利用しています。


  ※郵便局、農協から銀行へ振り込んだ場合、手数料がかなり高いです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
   
   


Posted by yumiっさ at 16:01Comments(4)

2005年10月13日

番外編 -与那国に決めたワケ-

与那国で住まれている内地(本土)同士のご夫婦は、与那国で出会って結婚され、
移住されている方が7割か8割かと思われます。

もう一つの移住例で多いのが、以前から与那国が大好きで何年も通って、
島の移住を決めた方ですね。

私たちは前者・後者のどちらでもなく、お互い島が好きだったため、
”島で暮らしたい!”という思いから、まずは、彼だけがテントと自炊器と
折畳み自転車を持って船で沖縄入りしました。

八重山の中で彼が気に入った島は、鳩間島と黒島でしたが、仕事はヘルパー
(住込みの仕事)しかなく、住居も難しいということで断念。
私の中では”波照間島がいい・・・”と、思っていましたが波照間島も同様、難しく断念。

残る最後の島、与那国で縁あってか仕事がすぐに見つかり、家もなんとかなりそう・・・
ということだけで、誰も知り合いの居ない島、与那国で住んでみることを決めてしまいました。

彼の中では与那国は結構 気に入っていたみたいですね。
 (特に海の碧さが)

私は、正直”ピン”とくるものがなく、
「なんで自分は与那国に居るんだろう?」といまだに、不思議で仕方ないのです。

自分だけだったら絶対に選ばない島。
けれども、とても勉強になることが多いのです。
きっと、自分が選ぶとしたら居心地の好い島を選んだと思いますね。

与那国は、私にとって決して居心地は良くないけれど、なんなんでしょうね、この感覚は・・・・。

いままでガチガチに固かった頭が、ほんの少しだけれども緩んできているようにも思えます。  


Posted by yumiっさ at 17:02Comments(0)

2005年10月12日

移住⑥ -商店事情-

与那国には商店が大小合わせて約10軒あります。
祖納ではam7:30からpm22:00まで開いてるお店もあります。
また、どこの商店もお休みをほとんどしないため、とても利用しやすいですね。
 ※24時間営業のコンビニエンスストアはありません。

物価に関しては、離島は定価+船賃代がつくため高いです。
例えば、本(Book)が本土で定価500円で販売されていたら、
与那国(離島)では、+船代(50円)になり550円で本を購入します。
アイスにしてもそうです。
本土で100円のアイスは+船代(10円)のため与那国や離島では110円。

また、肉関連につきましては全て冷凍で販売されています。
 (ウインナー、ハム、牛肉、豚肉、鶏肉・・・など)
 (ちなみに、餃子の皮も冷凍でした)
 
【一例】
 ※もやし=約220円~250円(時期などによって違いがあるため)
 ※牛乳=約350円 (メーカーによって違うため)

               <とにかく物価は驚くほど高いです>


 ★昨年は台風が続き、野菜がとても高かったことを覚えています。
  トマトの量り売り5ヶが800円、キュウリの量り売りが5ヶで700円。
  これだけで1500円だったことには驚きましたね。

  都会の感覚でいると、今の時代、定価でお菓子などを買うことは
  まずないに等しいと思うのですが、与那国や離島では、定価は
  もちろん、それプラス船代がかかることを頭に入れておいてください。


※最近、生協(コープ)が与那国でも利用できるようになりました。
   週に1度、土曜日に船で頼んだものが運ばれてきます。
   但し、都会とは違い、家に届けてくれるサービスはありません。
   港まで取りに行く形になります。

※商店には薬を置いてあるところもあります。


 
 ★島で暮らすワンポイントアドバイスとしては、
   ニラやネギ、トマト、ゴーヤ、からし菜などは自家栽培すると
   いいと思います。
   (鶏を飼われている方も結構 いらっしゃいます)



【商店以外のお店紹介】
 
 ・クリーニング屋
 ・パン屋
 ・雑貨屋
 ・Tシャツ屋
 ・床屋
 ・美容室        
 ・工務店(工具や釣具などもあります)
 ・電気屋
 ・レンタカー
 ・ダイビングショップ
 ・グラスボート
 ・乗馬・伝統工芸 など

    (※旅館・ホテルは約25軒)
 

【飲食店】

 ・お食事処・スナックを合わせて約20軒ほどあります。
  (居酒屋の中には郷土料理やお寿司なども食べることができます。
   また、カレーやさんはアジアンな雰囲気があり南国気分も味わえます)

  


Posted by yumiっさ at 23:04Comments(2)

2005年10月11日

移住⑤ -医療事情-

与那国には診療所が一軒あります。
 
診療科目は内科・小児科のため、専門外の産婦人科や眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科
につきましては、月に一度、八重山県立病院から定期健診があります。
 
また、乳幼児・幼児の健診や予防接種につきましては、集団健診・接種(無料)が
行われます。 時期が合わずに健診・接種できなかった場合は、任意健診・接種となり
八重山病院などで受診し自己負担となります。

 
  ※診療所では入院が出来ません。
    緊急を伴う場合はヘリコプターで石垣の県立病院へ運ばれます。
  
  ※石垣や那覇、または本土へ通院される場合、交通費は実費となります。
  
  ※住民健診は島の保健センターで行われます。(年に一度:500円)


*************

 ★与那国診療所 0980-87-2250 
     (月~金曜日の午前9:00~12:00までの診察)

 ★大仲歯科医院 0980-87-2003

*************

【老人施設】  

  ★特別養護老人施設「月桃の里」  0980-87-3151  


Posted by yumiっさ at 17:31Comments(0)

2005年10月07日

移住④ ー教育事情-

与那国には高校がありません。

中学までを与那国で学び、高校は、石垣・沖縄本島・本土 などの高校や専門学校へ
通います。

子どもたちは15歳で与那国の親元を離れ、親戚の家から通ったり、下宿、寮生活を
送ることになります。

子どもが高校へ進学する際に、一家揃って島を出て行くケースも少なくありません。
 

  ★現在の教育施設
    保育所(2ヶ)・幼稚園(3ヶ)・小学校(3ヶ)、中学校(2ヶ)
 

  ★習い事
    公文、ピアノ、フラダンス など  


Posted by yumiっさ at 22:23Comments(0)

2005年10月06日

移住③ -住宅事情-

与那国では仕事よりも家を探す方が困難です。
都会の人が、”沖縄の家”といって憧れるのが赤瓦の一軒家ではないでしょうか。

この赤瓦の一軒家を、地元の人が得体の知れない人に貸すことは、まずないです。

では、アパートで・・・といっても、アパートの数もとても少ないので、運よく空きが
出ない限り難しいですね。

最初は、安い宿に長期滞在し、仕事を見つけ、そこから仕事へ行く人が多いようです。
 (このケースは与那国にまったく知り合いのいない場合になります)

まじめに仕事をしていると、職場の方々や仲良くなった地元の方々から、
家を紹介してもらえるようになります。


  ※与那国には不動産屋はありません。
    自分の足で家を探すしか方法はないと思ってください。
    家賃は、10年前ならば相場が1万円くらいでしたが、
    現在は2万~5万円となっています。
    この家賃は与那国のお給料からみると決して安いと
    思える金額ではありません。
    但し、独身の方々の場合は別ですね。
    お給料から家賃と生活費を払っても貯蓄は出来るかと思われます。
   
 ※私たちの場合は、新築のアパートから住み始めました。
    納得が出来る物件と出会えるまで1年かかりました。

  ※与那国には町営住宅もありますので、役場の方に相談するのも   
    いいと思います。

 
   注)与那国にはIターン制度はありません。  


Posted by yumiっさ at 21:00Comments(0)

2005年10月05日

移住②-最近の仕事事情-

手に職があったり、沖縄県の職員になって移住されるのが生活的には
楽かと思われますが、なかなか そうもいかないですよね。
現に自分がそうですし。

与那国の現況は、本土の方が仕事を探すとなると、
空港関連、酒造り、塩工場、道路工事、居酒屋、スナック、ゲストハウス(宿)などです。

地場に慣れ、ある程度の信頼を持たれるようになると、他の仕事も声がかかる
ようになってきますので、最初から仕事を選んでしまうと難しいでしょうね。  


Posted by yumiっさ at 15:24Comments(1)

2005年10月04日

移住①

インターネットラジオで与那国の情報 http://www.idnet.info/をお伝えし、
早や1年が過ぎました。
現在は産休中のため、こうしてhpでいろいろな情報をお伝えできればと
思っております。

やはり、質問に多かったのが移住について。
「生の声が聞きたい。」というものが圧倒的でした。

本や雑誌ではどうしても分かりにくい部分はありますよね?

私も実際、自分が来て初めて分かった部位がたくさんありました。

 1.仕事
 2.収入
 3.住宅
 4.人間関係
 5.台風
 6.教育
 7.病院

など・・・あげたらキリがありません。

住宅や仕事も簡単に見つかることもなく、収入も沖縄の時給は日本の最低賃金。
すべて、ここ与那国へ移住するまで分からなかったことです。

台風が来れば、船も飛行機も欠航のため、それが、3日も4日も続けば、
商店には物がなくなる。
常に、冷凍庫には食糧を保存しておかなくてはならないのが離島。

島生活もそろそろ2年目を迎えようとしている今、私は東京では分からなかった
”自分” を ほんの少しだけれど、見れた気がしています。

                                       つづく、



  


Posted by yumiっさ at 23:56Comments(1)